#アメリカ生活 第8章#子供の教育

アメリカ生活 8

1、教育

私の子供たちはアメリカの幼稚園(キンダーガーデン)と小学校に通いました。通学は必ず親もしくはそれに代わる大人が同行しなければなりません。やはり、子供たちを安全を確保するため、そのような規則になっているのだと思います。日本のように子供たちだけで通学ができるのは治安の良さですね。アメリカでは通学だけではなく、近くの公園で遊ぶ時も必ず大人が同伴していないといけません。

アメリカは幼稚園(キンダーガーデン)から高校まで義務教育です。住んでいる地域でいくつかの選択肢があり、学校を決めます。

学校は9月からスタートです。学校と親との話し合いの場が多くあります。親は学校に対して様々なリクエストをすることができ、アメリカ人の親は積極的に関わります。学校の考え方、行事を知ってどんどん参加していきます。学校と親とは双方向のコミュニケーションが取れるようになっています。私の妻も小学校のクラスに手伝いに行ったり、学校行事で日本文化を伝えたりして参加していました。

アメリカのほとんどの子供たちは、日本のように塾には通っていません。学校で全てのことを勉強をするという考え方であると思います。

塾には通っていないので学校が終わってから時間的な余裕があります。その時間はスポーツや習い事に通っている子供たちがいます。いつも子供と親が同伴しなければならないので親は大変ですね。

アメリカの学校は規則には非常に厳格である印象があります。もし、子供が規則を守らず、問題となった場合は容赦なく退学になります。他の親たちが許さないからだと思います。遅刻や欠席も事前に学校側へ連絡をしておかないとまずいことになります。ケンカ等で怪我とかさせたら退学は避けれないと思います。

日本人の子供たちは、親が日本語教育も合わせておこないたいと考えている場合は、平日はアメリカの地元の学校に通い、土曜日は日本人補習学校に通います。この場合、子供も親も大変になります。日本人補習学校では、短時間で色々と勉強を詰め込まないといけないので宿題がたくさん出ます。子供たちは、この宿題をこなすのに毎週金曜日の夜は必死であったと記憶しております。

とにかく、アメリカでは子供と親は一緒にいる時間が多いです。子供からすると中学生や高校生になってもデートとかは親に送り迎えをしてもらわないといけないのでうっとうしいですよね。良いか悪いかは賛否両論あると思いますが、この辺りが日本とアメリカの違いですね。

 

 



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