アメリカ生活 第10章
1、芸術
アメリカで美術館や博物館には良く行きました。シカゴの美術館の入り口にはライオンの像が2頭あります。とても大きな美術館で多くの美術品が展示されています。印象派の絵画が多く展示されており、ルノアールの「姉妹」やスーラの「グランジャット島の日曜日の午後」とかを間近で見た時には感激でした。美術の教科書でしかみたことがなかった絵画に出会うたびに感動を覚えました。絵画に近づけないようなチェーンや柵はなく、鑑賞する人を信頼しているというか芸術に対するアメリカ人のモラルが高いのであろうと感じます。
館内は非常に広く、一つひとつをじっくり見てまわると、とても1日では足りないですね。
シカゴには博物館が2つあります。自然博物館と科学博物館です。
科学博物館には潜水艦や飛行機、蒸気機関車等の展示物があり、産業の進歩を辿ることが出来ます。ゼロ戦も展示してあったと思います。アメリカは広いスペースを確保できるから実現できるのでしょうね。
また科学博物館には人体の輪切りの展示があり、当初その話を友人から教えてもらった時には見に行くことは避けていました。しかし、日本からの来客をこの科学博物館に観光案内する回数が増えて一度だけ展示を見ました。かなりのショックでした。しばらくはステーキや肉料理は食べることができませんでした。
科学博物館の周辺は、非常に治安が悪いエリアであり、気をつけたいですね。けっして歩いて回らないようにしたいです。車で行く場合も昼間に限った方が無難です。巷では信号が赤になっても絶対に止まってはいけないと言われているエリアです。
自然博物館は恐竜の展示が見所ですね。大きな恐竜の展示は迫力満点です。人類史を辿り学んでいくには非常に良い場合です。地質学、生物学、植物学を学ぶことができます。家族連れで行くには非常に良いところです。
シカゴには水族館もあります。世界最大級の室内水族館だそうです。イルカのショーもあり、エンターテイメントとしてもとても素晴らしいです。
プラネタリウムも隣にあり、幻想的で神秘的です。
色々なものがあり、シカゴは芸術の町でもありますね。
少し話は横にそれてしまいますが、シカゴはブルースの町でもあります。小さなお店でブルースの演奏をしているところがあり、ドリンクを注文すれば、何時間でもいることができます。私が入ったお店は30人くらいのお客さんが入れるくらいの広さで前にステージがあり、黒人演奏者が4人くらいで自身も演奏をエンジョイしながらお客さんも楽しませていました。私も最高のひとときを過ごしました。
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