3)人手不足
管理職をしているともう少し人がいればなあと思うことがありますよね。
部下の残業が増えてくると上司からは理由説明を求められたり、今後の対応策の報告を求められたりします。最近、世間一般では過重労働が話題になっており、会社も非常に重要視しております。ひとたび、過重労働等で社会問題になったら本当に大変です。
人が有り余っていれば全く気にすることはないと思いますが、ほとんどの会社では人員は少し不足気味ではないでしょうか?
客先からの受注状況に応じて仕事量は変動し、波があり、多い時もあれば少ない時もある。少ない時には現在の人員でもこなせるが多い時には残業してもこなしきれない時がある。そういった時には他部門からの応援をもらったり、客先からの仕事を断ったりしなければならなくなります。
管理職として優先順位を判断して対応していくことになります。自部門内でやりくりができるのであれば左程大変ではないですが、他部門からの応援をもらうとすると社内でかなりエネルギーを必要としますね。どこの部門長も人員が余っている訳ではないので基本的には他部門へ応援は出したくないですよね。仮に暇な時期であったとしても易々とは認めません。そういった時には上司や経営者に状況を説明して会社としての優先順位を判断してもらうしかありません。根回しも必要ですし、第3者が見ても納得できるような説明資料も用意する必要があります。
また、こういったことが繰り返し行われるようであれば実際に人員不足の状況と判断できるのですが、経営者としては固定費を増やしたくないので社内でのやり繰りにて何とか乗り切ろうと考えます。
一方、部下たちはどう考えるかというと人員が不足していることで部門内の人員の取り合いが始まり、管理職に判断を求めたりしてきます。納得いく方向にことが進まないと喧嘩になったり、不満が出てきたりします。
管理職としてどうしたら良いのか?
私は割り切って考えるしかないと思います。できないものはできないですから上司や経営者に相談し、それでもどうしようもないものは仕方ないです。客先からの依頼をすぐにはできないので期限、納期を延ばして回答するかもしくは断るしかありません。非常に辛いですが現実はそうだと思います。
こういう時にもっと人がいたらなあと思います。
しかし、少数精鋭という言葉があるように多くの人数がいれば良い仕事ができるということでもないですね。
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