アメリカ生活 第7章
1、スポーツ
アメリカではプロのスポーツ観戦に良く行きました。ちょうどバスケットのシカゴブルスが連勝中でマイケルジョーダンの全盛期の頃でした。試合前半は負けていても必ず後半には逆転するという観戦しているファンとしては感動もののエンターテイメントであり、観る人を惹きつける最高のパフォーマンスでありました。当時の観戦チケットは容易には入手出来ず、プレミアのついた高額で購入せざるを得ない状況でした。それでもナマのマイケルジョーダンを見れたのは本当に良かったです。
野球に大リーグも観戦に行きました。シカゴにはホワイトソックスとカブスの2球団があります。それぞれ熱狂的な地元ファンがいますが特にカブスファンは勝っても負けても勝敗は気にせずに応援を続ける地元愛というかアメリカ人の地元びいきの特質を感じました。したがってアメリカ人同士がスポーツバーでビールを飲みながら贔屓のチームについて語り合う訳ですが、あまりにも熱狂的過ぎてエキサイトして口論になっているのを良く見かけました。
ところでアメリカにはスポーツバーと言って皆んなが集まってビールを飲みながらいくつもの大きなテレビ画面に写し出されたスポーツ中継を観戦する憩いの場があります。きつい仕事を終えた後にその日を楽しむアメリカ人のライフスタイルの一つですね。非常に健全ですね。
アメフト、野球、バスケットとシーズンがうまく分けてあり、一年中楽しめるようになっています。
アメフトNFLは寒い時期に17週間の間に各チーム僅か16試合しかありません。したがって観戦チケットを入手するのは殆ど不可能です。
その他のスポーツとしてゴルフがあります。私はアメリカでゴルフを始めました。その時から現在に至るまでゴルフにハマっています。レジェンドのジャックニクラウスやアーノルドパーマーも間近で見ることができました。また、タイガーウッズも数回練習をしているところから試合までくっ付いて見ました。プロスポーツ選手は技術的なことも当然一流でなければなりませんが、人間としての人格や振る舞いも重要ですね。アメリカでも他の国でも同じだと思いますが、人間としても振る舞いが良くないと人気もでないし、評価もされなく、やがてはスポーツ界に存在できなくなってしまいますね。ファンは、そういったところも良く見ていると思います。
私は夏場はゴルフ、冬はボーリングをやっていました。以外とアメリカではボーリングは人気のスポーツで冬場のボーリング場は満員の時が多く、1時間くらいの待ち時間があることがよくありました。皆んなマイボールを持っており、気合いの入れ方が違います。
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