#アメリカ生活 第5章#治安

アメリカ生活 5

1、 治安

私が住んでいたシカゴより北西に位置する日本人が多く住んであるエリアは治安は良いと思います。

ニュースでは銃の発砲事件があったりして非常に怖いイメージがありますが、実際には怖い場面に遭遇したことはありませんでした。

ただし、エリアによっては危険な場所がありました。アメリカに住んでいる人達は良くホームパーティーをしますが、その時にピザのデリバリーを頼んだりしますが、私が住んでいた地域から1時間程離れたエリアに治安が悪いというのが理由でピザのデリバリーをしてくれない地域がありました。

昼間はそれ程ではないですが、夕暮れになりますと流石に危険な雰囲気が漂ってきます。決してひとりでは歩いてはいけないとその地域に住んでいる知人から言われたいました。

シカゴのダウンタウンの南部エリアは治安が悪いというのが知られていました。夏、74日独立記念日にミシガン湖で花火大会があるのですが、その花火大会が終わった後、車で帰る途中に道を間違えて、その治安が悪い地域に入り込んだことがあります。

路地には浮浪者がウロウロしていましたので信号が赤で停止していた時は身の危険を感じ、緊張感が高まりました。何事もなく、帰れたのが幸いでした。

これがアメリカ生活15年間で唯一の危険を感じた出来事でした。

LA近郊のオレンジ群にも5年間住んでいましたが、こちらの方は比較的治安が良い地域で夜でもジョギングをしている人達がいたりして地域一画が安全であるような雰囲気でした。

ハロウィンとか地域の人達と関わりあう行事がありますが、子供達も安心して近所を回っていたようです。日本もアメリカでもそうですが、子供達が安心して生活できる環境は非常に大事であり、そのような社会にしていかなければなりませんね。その為には日頃からの近所との交流が大切ではないかと思います。

911以降、アメリカ内の空港や大勢人が集まる場所のセキュリティーが非常に厳しくなりました。1989年は空港でも搭乗券を持っていなくても搭乗口まで気軽に行くことができました。それで日本からのお客さんの送り迎えは搭乗口まで行ってました。セキュリティーゲートでのチェックも無かったように記憶してます。

しかし、最近はセキュリティーゲートでのチェックは非常に厳しくなり、搭乗券を持っていない人は入れなくなりました。靴を脱ぎ、ベルトを外し、セキュリティーゲートをくぐるようになり、液体の持ち込みが禁止となりました。

長蛇の列ができて本当に疲れますね。



スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました