#アメリカ生活 第3章#通信手段

アメリカ生活 3

1、 通信手段

1989年当時は仕事上の通信手段は電話かFAXしかありませんでした。

客先から事務所の固定電話に電話がかかってきます。先ずは受付兼秘書が電話を取り、要件を聞いてくれます。

技術的な問い合わせや部品購入等の依頼だと電話が私に回ってきます。

大抵の場合、客先が何を言っているのかさっぱり分からないので、ほとんどの場合、FAXで要件を書いて送ってもらうようにお願いしておりました。おおらかな気の長いアメリカ人が多かったのか快くFAXで送ってもらえてました。

今みたいに電子メールが発達していたら、また状況は違っていたと思います。とにかく、時間の流れがゆっくりであったように思います。

2、 移動手段

仕事で出張が非常に多かったのですが、シカゴがあるイリノイ州から近隣の州インディアナ州、オハイオ州、ケンタッキー州、ミズーリ州、ウィスコンシン州への移動手段は車で移動しました。片道7時間くらいは平気で車で移動していました。

大平原の中を真っ直ぐ延びた高速道路を走りるのは非常に爽快ですが、長時間の運転は眠たくなります。私の場合は音楽を大音量でかけて一人カラオケ状態で眠気と戦っていました。

車での移動ではとても遠すぎて大変な地域には飛行機で移動し、レンタカーを借りて目的地まで行きました。

英語がうまく話せない時期は、空港カウンターでのやりとりやレンタカーを借りる時のやりとりがいつもハラハラドキドキでした。

飛行機が予定通りに飛べば、左程問題はないのですが、アメリカはよくフライトが遅れたり、キャンセルになったりしますので、そういった時の対応、手続きがとても面倒で大変でした。

初めて一人でアトランタへ飛行機に乗って移動し、空港でレンタカーを借りた時のことは今でも記憶に鮮明に残っています。当時全米で大ヒットしたBanglesEternal flameという曲を聴くとその時のことを思い出します。

とにかくアメリカは広いので移動だけでも1日かかる時があり、疲れますね。

ほとんどの場合、日帰りではなく、宿泊しますのでホテル予約も必要になります。現在はインターネットが普及していますのでホテル予約も楽に行なえますが、当時は直接ホテルに電話をかけて予約を取っていました。ここでも英語がうまく話せないと大変ですね。

ところでアメリカのホテルの部屋は広くて快適なところが多いです。

その地域の郷土料理を食べれると嬉しいですね。

 

 



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